■ Miwako Murakamiからのお知らせ


「しあわせな器」展

 

-大切につくられた、幸せな器たち-

 

作り手の愛情が、器の端々までぬくもりとなって残っている。そんな大切に作られた幸せな器たちを集めてみました。

ひとつひとつ、愛情たっぷりに作られた器たちは 見るだけでも笑顔になる、幸せを運ぶ器でもあると信じています。

今回は初の試みで、期間限定Online shopもオープンします。

しあわせ顔の器たちに、是非会いに来て下さい。

 

展示会情報

 

■会場

KASHIYAMA DAIKANYAMA 2F

〒150-0034

東京都渋谷区代官山町14-18

https://www.kashiyamadaikanyama.com

 ■日時

2021年2月6日(土) - 2月14日(日)

11:00-17:00

 

 

- Online shop -

 

「しあわせな器」展 Online shop

https://waza.theshop.jp/

Password : waza2021

 

Online Shopでの販売期間

2020年12月21日(月)18:00 - 2021年2月28日(日)18:00

 

 



 

2021ネコ展に出品します!

~ アート、雑貨の展示即売 ~

 

 

■日時

2021年2月4日(木)~2月28日(日)

11:00~17:00(最終日16:00まで)

■会場

gallery  cobaco

 

 ※火曜水曜店休日

アート、オブジェ、食器、衣料、生活雑貨、etc.

布、木、金属、石...

                      

               

gallery  cobaco

Miwako  Murakamiの作品たち

◆中原中也の詩集を添えて… 


 

さて小石の上に、

 

今しも一つの蝶がとまり、

 

淡い、それでゐてくつきりとした

 

影を落としてゐるのでした。

 

「一つのメルヘン」より

 



 

空に昇つて、光つて、消えて、

 

やあ、今日は、御機嫌いかが。

 

⦅まことに人生、一瞬の夢、

ゴム風船の、美しさかな⦆より

 



 

ポッカリ月が出ましたら、

 

舟を浮べて出掛けませう。

 

波はヒタヒタ打つでせう、

 

風も少しはあるでせう。

 

「湖上」より



 

天井に 朱あかきいろいで

 

戸の隙すきを 洩もれ入る光、

 

鄙ひなびたる 軍楽ぐんがくの憶おもひ

 

手にてなす なにごともなし。

 

「朝の歌」より

 



 

私はおまへのことを思つてゐるよ。

 

いとほしい、なごやかに澄んだ気持の中に

 

昼も夜も浸つてゐるよ、

 

まるで自分を罪人ででもあるやうに感じて。

 

「無題Ⅲ」より

 



 

 

麻は朝、人の肌はだへに追い縋すがり

 

雀らの、声も硬うはなりました

 

煙突の、煙は風に乱れ散り

 

「秋の消息」より

 



 

あゝおまへはなにをして来たのだと……

 

吹き来る風が私に云ふ

 

「帰郷」より

 



 

黒い夜草深い野にあつて、

 

一匹の獣が火消壺の中で

 

燧石を打つて、星を作つた。

 

冬を混ぜる 風が鳴つて。

 

「幼獣の歌」より

 



 

けふ一日(ひとひ)また金の風

 

大きい風には銀の鈴

 

けふ一日また金の風

 

「早春の風」より

 



 

渋つた仄暗い池の面で、

 

寄り合つた蓮の葉が揺れる。

 

蓮の葉は、図太いので

 

こそこそとしか音をたてない。

 

「黄昏」より

 



 

月の光のそのことを、

盲目少女に教へたは、

ベートーヴェンか、シューバート?

俺の記憶の錯覚が、

今夜とちれてゐるけれど、

ベトちやんだとは思ふけど、

シュバちやんではなかつたらうか?

 

「お道化うた」より

 



 

私の頭の中には、いつの頃からか、

 

薄命さうなピエロがひとり棲んでゐて、

 

それは、紗しやの服なんかを着込んで、

 

そして、月光を浴びてゐるのでした。

 

「幻影」より

 

 



 

ともすると、弱々しげな手付をして、

 

しきりと 手真似をするのでしたが、

 

その意味が、つひぞ通じたためしはなく、

 

あわれげな 思ひをさせるばつかりでした。

 

「幻影」より

 



 

ホラホラ、これが僕の骨だ、

 

生きてゐた時の苦労にみちた

 

あのけがらはしい肉を破つて、

 

しらじらと雨に洗はれ、

 

 

ヌックと出た、骨の尖さき。

 

「骨」より

 



 

トタンがセンベイ食べて

 

春の日の夕暮は穏かです

 

アンダースローされた灰が蒼ざめて

 

春の日の夕暮は静かです

 

「春の日の夕暮」より



Miwako Murakami

村上三和子の作品の取扱店様


●質実庫 (佐賀県有田町)

 www.shitsujitsuko.com

こちらでは「質実庫プロデュース」による創作品の販売をいたしております。私の作品画号は mikoto・美思 になります。